長く暮らせる土地を選ぶには

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建物なら変えられるけれど……

長く暮らしていくためには、家がしっかりとしたものでなければいけません。
これは確かなことですが、どんな土地に建てるのかということも重要なポイントになるでしょう。

建物は自分で変えることもできる要素ですが、土地は行政などによっても左右されます。
もともと持っている立地条件などは、自分で変えることができないものであり、事前に予測していかなければいけない要件ともいえるのです。
完全な予測は不可能としても、ある程度はできるのですから、検討する際に間違わないようにしなければいけないでしょう。

変化しない条件で考えること

土地を購入するということを考えた場合、変化しない条件を重要視するということが一つあります。
変化しない条件とは、駅から徒歩で歩く距離や通勤といった目的の場所までの距離といったことは、何か起きてもほぼ変化しません。

ところが、騒音などの問題は、道路工事の結果などで変化してしまう可能性が出てくるのです。
こうした問題を予測することは難しいため、変化しない条件を重要視しておくということが条件となってくるのです。

それでも、将来騒音の問題が出たり、周りが工場で囲まれてしまい、住環境として悪化するとするのであれば、できれば避けたいところとなるでしょう。
できれば予測しておきたい問題ですが、これを都市計画情報として調べることができるようになっていたりするのです。

用途地域を知ることでわかる将来

住宅を建てるとするのであれば、市街化区域にしか建てられません。
市街化調整区域は、条件に合わなければ建てることができないため、購入して建てるということはかなり難しいでしょう。
都市計画区域外に立てることもできますが、インフラの問題も出てくるため、将来予測はさらに難しくなってしまいます。

さらに、用途地域ということを細かく見ることも必要です。
用途地域は、工業専用地域でなければ建てることができますが、工業地域になっていたりすると将来工場がたつ可能性が出てきます。
同じように準住居地域になっていたりすれば、大規模な商業施設が建ち、喧騒の中で暮らさなければいけないかもしれません。

これらの区分を、地図を見て考えることができるのが用途地域図です。
役所で購入することもできますが、インターネットで公開していたりするのです。
都市計画情報として公開しているものですが、この区分を見ていくだけでも将来どんなところになるのかを予測することができるでしょう。

周辺環境は、時間とともに必ず変化して行きます。
少しでも正確な変化予測をするためにも、こうした情報を生かしていくといいでしょう。